うまけいた、社内SEやってます

20代でSier⇒社内SEに転職し、数年の業務経験を経て感じたこと、経験等をこれからIT企業への就職や転職を考えている人むけに、その仕事内容や業務ノウハウ等をご紹介。

社内SEの対人関係について

こんにちわ、うまけいたです。

今回は社内SEの対人関係について、前職のSIer時代との違いを交えながら記載していきたいと思います。最後までお付き合いいただけると幸いです。

 

社内SEの対人関係については基本的に「所属部署内」「他部署」「外部取引先(ベンダ等)」大きくこの3つに分ける事が出来ると思います。更に他部署の中でも管理部門系のシステムなのか、売上等を管理する現場系のシステムなのかで社員の質のようなものも変わってきます。

 

  • 所属部署との対人関係について

基本的には友好的な感じ。ただ、少人数のシステム部署内の役職的には課長と部長、この2つしかないとした場合、少しでも出世欲の強い人とかがいるとギスギスする時があり、例えば、他部署からシステムの改修要望があった時に手作業の運用の改善で事足りるはずのものを敢えてシステム改修を引き受ける事で、自分の株を挙げようとする人がいたりとか。。

更に要望の依頼主の役職に応じて(偉ければ偉いほど)安易に引き受けて自分の手柄として評価を高めようとする輩が少なからずいますので、結構、自分の良き仲間であるはずの所属部署の同僚に対して嫌な面も目に付く事は多々あります・・。実際に、仲が悪くなって席が隣どおしなのに会話を一切しない人とかもいたりして、そうなった場合は大抵どちらかが辞めざるを得なくて転職していく事態になります。。

 

また、社内SEだと基本的に少人数の仲間・同僚でチームを組んでシステム保守・運用やリプレース対応等に当たっていく事となり、社内SEである限りは異動等もないためメンバからひんしゅくを買って嫌われるような事があったら仕事を続け辛くなります。。

例えば、SIerに勤めている場合はプロジェクト単位で作業する事になりますが、そのPJでメンバとのコンフリクトが発生してそのチームで作業がし辛くなったとしても、次の

プロジェクト現場に異動してしまえば、それまでの対人関係は一旦リセットされます。

仮に同部署内の人間同士で関係が悪化したとしても、現場のロケーションが違うため顔を合わせる機会もそんなにないので、そこまで苦にはならないはずです。

 

そのため、SIerの頃と比べると周囲との人間関係についてはより一層仲間への気配りを大切にしながら業務を推進していく必要があるといえます。

 

  • 他部署との対人関係について

担当システムの内容にもよるかと思いますが、基本的にはシステム部門の方が立場が弱いです。例えばユーザからの問合わせでシステムに不具合があるから調査してくれっていわれた時に、ユーザ自身の操作方法に誤りがあって指摘をした場合でも平気でシステムのせいにされる事もあります。

これだけ聞くと社内システムを利用するユーザが幅を利かせて情シスである社内SEの立場が弱くて損な職種じゃん・・・と思われるかもしれませんが、ゲームを攻略する感覚でクセのあるユーザとの付き合い方を学ぶ姿勢が大事と思います。

 

また、業務上困っている事等をシステム通じて解決してあげた場合にはとても感謝される職種でもあり、社内SEとして働く以上、複数の業務アプリの運用やインフラの管理、予算管理等々やらなければいけない事も多岐に渡るため他部署との対応についても優先度つけながら対応を進める必要が生じますがやり甲斐のある職種であると思います。

 

  • 外部取引先との対人関係について

業務アプリを運用いただくベンダさんだったりについては発注・受注関係がある手前、基本的に何か問題起こされるような事はないですが、アプリの品質の部分だったり費用的な問題だったり取引先によって様々あり、ベンダ毎に対応の仕方を考えなければいけなかったり、長くシステムの開発運用等を担当いただいているベンダについては多少こちらを見下すような雰囲気になる事はあります。ただ、他部署との対人関係においても同様ですが一方的な指示を行うとか相談事項等があるときに発注側の立場を利用して聞く耳を持たないような姿勢になるのではなく、助け合いの精神で推進するよう心がければ殆どうまくいくものと思います。

 

社内SEとしての対人関係について一言で表すと、

 

関係者間で信頼関係を構築出来れば、その後の業務は

鬼に金棒

 

かな笑

 

3つに分けて紹介した社内SEの対人関係について、各々詳細や対応の仕方等も別記事で記載していけたらと思います。

 

それでは、また!